
Google Workspace と Microsoft Office 365 は、中小企業と大企業の両方にとって市場で入手可能な 2 つの最高の生産性ソリューションです。どちらを選択するかは、ニーズによって異なりますが、Google Workspace のシームレスなコラボレーション機能は大きな魅力です。
Googleを利用しているユーザーは、「Apps Script」と呼ばれるスクリプトを使用すると、Google スプレッドシートやGoogle Docsなど各Appにアドオンを追加したり、ビジネスや組織に固有のプロセスを自動化したり、ビジネスに必要なWebアプリケーションを開発したりできます。
今回は、Google Apps Scriptを使った自動化や開発に関して紹介します。
Google Apps Scriptで何ができるの?
Google Apps Script は、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Google フォームなどのさまざまな Google Workspace アプリケーションを拡張および自動化できる強力なツールです。
あまり知られていませんが、非常に便利な機能の 1 つは、Google サービスや外部 API と対話できる Web アプリケーションを作成する機能です。データ量が少ない場合、Google Apps スクリプトはアプリケーションを作成するのに非常に適しています。
Apps Script は、多くの可能性を備えた多用途ツールです。Apps Script でできることには次のようなものがあります。
- カスタム メニュー、ダイアログ、サイドバーを Google ドキュメント、フォーム、スプレッドシートに追加し、Google スプレッドシートのカスタム関数を作成する
- AdSense、アナリティクス、カレンダー、ドライブ、Gmail、マップなどの他の Google サービスと対話する
- Google Chat を使ったワークフローを統合する
- Web アプリを開発する
Google Apps Scriptの料金と制限
Gmail の無料版を使用している場合、または有料版を使用している場合、Google Apps Scriptは無料です。
会社がGoogle Workspace を使用している場合も、Google Apps Scriptも無料です。
Google Apps スクリプトの使用に追加料金はかかりませんし、ホスティングなどについて心配する必要はありません。
注意すべき点は一つ
すべてのユーザーが使用できるプロセッサには制限があるため、Google Apps Scriptにそれほど多くの時間をかけることはできません。
関数を実行し、特定のタスクを実行する時間に制限があります。
例えば、完了までに 5 分かかる場合、そのタスクを 2 時間実行し続けることはできません。
なぜなら、5 分かかる場合、あなたが無料ユーザーだとすると、無料ユーザーは 90 分しか利用できないからです。
例えば、完了までに 5 分かかるタスクを1日に18 回を実行することはできます。18 回実行すると 90 分になり、1 日の割り当てが終了します。
有料の Google Workspace を利用している場合は 6 時間です。
機能 | 一般ユーザー向け(gmail.com など)および G Suite 無料版 | Google Workspace アカウント |
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トリガーの合計実行時間 | 90 分 / 日 | 6 時間 / 日 |
トリガー | 1 ユーザー / スクリプトあたり 20 件 | 1 ユーザー / スクリプトあたり 20 件 |
複雑なソリューションやオーダーメイドのソリューションが必要な場合は、より自由度の高い従来の開発プラットフォームを使用した方が、プロジェクトに適しています。
日常業務の効率化や、Webアプリの開発などでは十分なことが多いのではないでしょうか。
FLOURISHでは、お客様のビジネスが将来を見据えた方法で成長できるようGoogle Apps Script 開発を支援します。