Core Web Vitalsの指標が悪いと、どんなデメリットがありますか?

2023/10/10
Core Web Vitalsの指標が悪いと、どんなデメリットがありますか?

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、特定のキーワードの検索をした際に検索結果の上位に表示されるようにサイトを改善するプロセスのことで、マーケティング施策において重要となっている施策の一つではないでしょうか。

いまだにSEOに対して誤解や偏った考えへ傾倒がされやすく、とにかくPV数を稼ぐためにだけSEO対策が行われてしまうことも。

この記事では、Google のコア ランキング システムがランキングを決定する際に考慮する要素であるCore Web Vitalsについて深掘りし、Core Web Vitalsを改善するメリットをビジネス的な視点から紹介します。

Core Web Vitalsとは何ですか?

Core Web Vitals は、ページの読み込みパフォーマンスインタラクティブ性視覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する指標です。

下記はCore Web Vitals の 指標です。

Core Web Vitals3つの指標

※2024 年 3 月以降、Interaction to Next Paint(INP)が FID に代わって Core Web Vitals の一つになります。

Google では、Core Web Vitals をあらゆる Web エクスペリエンスにおける重要な指標として捉えています。

検索結果でのランキングを上げ、全般的に優れたユーザー エクスペリエンスを提供できるよう、サイト所有者の皆様には、Core Web Vitals を改善することを強くおすすめします。

引用:Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について|Google 検索セントラル

Core Web Vitals は、その他のページ エクスペリエンス要素とともに、Google のコア ランキング システムがランキングを決定する際に考慮する要素です。

Core Web Vitalsの指標が悪いとどんなデメリットがありますか?

(1)LCPがサイトパフォーマンスに与える影響

LCP (最大視覚コンテンツの表示時間:Largest Contentful Paint)は、スクロールせずに見える範囲で最もサイズが大きいコンテンツ要素の表示タイミングを測定します。ページのメイン コンテンツの画面へのレンダリングが完了したタイミングを判断するために使用されます。考慮されるコンテンツ要素は、画像、画像タグ、ビデオのサムネイル、CSSを使用した背景画像、段落、見出し、リストなどになります。

サイトが提供する内容を表示するのに時間がかかる場合、訪問者がページを離れる可能性が高くなります。Google にとって、これはエクスペリエンスが最適ではなかったことを意味します。

さらに、読み込みに時間がかかると、ユーザーはイライラし、ユーザーが目的のアクションを完了するために十分な時間の滞在ができない可能性があるため、コンバージョン率に悪影響を与える可能性があります。

ユーザー エクスペリエンスを低下させる要因の1つに、画面にレンダリングされたコンテンツをユーザーが視認するまでの時間が挙げられることをGoogleは認識していて、LCP はPageSpeed Insights スコア全体の 25%を占めています。LCPの速度が優れているWeb サイトは検索結果で上位にランクされる可能性が高く、結果として自然検索(オーガニックサーチ)からのトラフィックとGoogle検索結果ページの可視性(インプレッション)が増加します。

(2)FIDがサイトパフォーマンスに与える影響

FID (初回入力までの遅延時間:First Input Delay )は、ユーザーが最初にページを操作してから、その操作に応じてブラウザーが実際にイベント ハンドラーの処理を開始するまでの時間を測定します。操作(インタラクション)とは、ボタン、リンク、またはキーのタップです。サイト自体からの応答が期待されていないため、スクロールやズームはインタラクションとしてカウントされません。

サイトが長時間応答せず、インタラクションを許可しない場合、ユーザーはサイトから離れてしまいます。ユーザーが「会議の予約」ボタンをクリックしたものの、想定した時間で反応がない場合、どうなるでしょう。

※2024 年 3 月以降、Interaction to Next Paint(INP)が FID に代わって Core Web Vitals の一つになります。First Input Delay (FID)は最初のインタラクションのみを測定していましたが、Interaction to Next Paint(INP)はページの全体的な応答性を評価します。そのため、すべてのページ インタラクションを測定し、遅延が最も大きいものを報告します。

(3)CLS がサイトパフォーマンスに与える影響

CLS(累積レイアウト シフト:Cumulative Layout Shift )は、視覚的な安定性を測定する重要な指標です。ユーザーが予想外のレイアウト変更を経験した回数を数値化します。シフトを引き起こしやすい要素の種類は、フォント、画像、ビデオ、問い合わせフォーム、ボタン、その他の種類のコンテンツです。

ページが移動するとユーザー エクスペリエンスが低下する可能性があるため、CLS を最小限に抑えることが重要です。意図せずレイアウトが変わってしまい、間違ったボタンをクリックしてしまうこともあります。

Core Web Vitalsの指標が悪いと…

つまり、Core Web Vitalsの指標が悪いと、訪問者がイライラしたり、スムーズに目的を達成したりすることができなくなります。GoogleはCore Web Vitalsの指標をアルゴリズムに加えているので、優れたユーザーエクスペリエンスを提供できないサイトはGoogle検索結果ページの可視性(インプレッション)を低下させることにつながります。

忘れがちなテクニカルなSEOを対策こともUXの向上では重要な施策な一つです。

大事なことはとてもシンプルで、「ユーザーが使いやすいサイトを作り、ユーザーにとって有益な情報を掲載する」という心がけを持つこと。これが成功するための近道です。それを実現するために考慮すべき要素はたくさんありますが、ユーザーにとってどうなのか?という視点はとても重要です。Core Web Vitalsは訪問者のページ エクスペリエンス要素を数字に表しているので、ぜひ参考にしてみましょう。

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