4P

4P

4Pとは

4Pの基礎知識

4Pとは、アメリカのマーケティング学者「E. Promotion (プロモーション) の4つの頭文字であるPを取ったものです。

  • 製品(プロダクト:Product)・・・製品やサービスの内容を具体的にし、デザインなどの外見を具体的にする。どのような品質、デザインにするのか、購入後の保証などについても製品として考える。

  • 価格(プライス:Price)・・・販売価格の設定をする。顧客層と考慮し、製品価値との統合性とれた価格設定を行う必要がある。

  • 場所(プレイス:Place)・・・流通チャネルを決める。実店舗での販売か、オンライン販売か、顧客層に合わせた販売経路を設定する。「どのように顧客に商品やサービスを提供するか」を物流を含めて具体的にする。

  • プロモーション (プロモーション:Promotion)・・・いくら良い商品やサービスでも認知がされなければ、販売につながりません。 どのように情報を発信していくか考えます。 PR・広告・販促(SP:セールスプロモーション)を具体化する。

4Pは大量生産・消費社会時代に提唱されたこともあり、売り手側の視点(マーケットアウト)が強くなっています。 、買い手側の視点(マーケットイン)を考え出すことも肝要と言われています。

1990年代にアメリカの学者R・F・ラウターボーン氏が提唱した経済学者「4C」は、「4P」を買い手側の視点に置きかえたものです。負担するコスト)、Communication(顧客とのコミュニケーション)、Convenience(顧客の利便性)の頭文字をとったものです。 特にコンサルティングなどのサービス財は4Pよりも4Cで考える方が向いていると言ってしょう。

マーケティング活動のどんなときに4Pを使うの?

マーケティング戦略策定と実施の流れは下記になり、4Pは「マーケティング・ミックス」のステップで用いられます。

  1. 企業環境分析

  2. 開発コンセプト

  3. マーケティング基本戦略

  4. ブランド・シンボル開発

  5. マーケティング・ミックス

  6. 市場導入計画

1〜3は戦略プロセス、4〜6はアクション領域になります。 要するに、マーケティングミックスは戦略部分。製品・価格・流通チャネル・プロモーションなどの詳細を決定しくプロセスで、一般的に4Pと呼ばれるフェーズになります。

4Pを活用して、他社と比べること比べることもできます。 「高知のゆずポン酢」と「通常のポン酢」の4Pの違いを見てみましょう。

4Pの活用

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