マーケティング・ミックス
マーケティング・ミックスとは
マーケティング・ミックスの基礎知識
マーケティング・ミックスとは、マーケティング活動の戦術プロセス(アクション領域)に位置付けられます。 マーケティング活動の流れは、戦略プロセス(戦略領域)と戦術プロセス(アクション領域)の2つ分けることができます。マーケティング活動の全体のプロセスは下記になり、1~3は戦略プロセス、4〜6は戦術=アクション領域になります。
企業環境分析
コンセプト開発
マーケティング基本戦略
ブランド・シンボル開発
マーケティング・ミックス
市場導入計画
マーケティング・ミックスとは、ターゲット市場において目的を達成するために活用する、コントロール可能な施策の組み合わせ。一般的には、マーケティングの活動要素である4Pを指すことが多いです。
最近では、「4P」を売り手の視点(マーケットアウト)ではなく、消費者の視点(マーケットイン)で捉えることもみてみようというフレームワークも登場しました。それが、「4C」と呼ばれるフレームワークです。
製品(Product)=顧客価値(Customer Value)
価格(Price)=顧客にとっての経費(Cost)
プロモーション(Promotion)=顧客とのコミュニケーション(Communication)
流通(Place)=顧客利便性(Convenience)
マーケティングミックスでは、4Pや4Cなど複数の観点で考えることで、違った視点から施策を検討することもできるでしょう。清水公一が1981年に提唱した「共生マーケティング」のフレームワーク「7Cs Compass Model」の中心となっている「4C」もあります。
Commodity(共生商品)
Cost(総合的なコスト)
Communication(コミュニケーション)
Channel(流通経路)
マーケティング活動のどんな時にマーケティング・ミックスを使うの?
マーケティングミックスは、マーケティング戦略全体のプロセスのなかでは、「マーケティング戦略をいかに実行していくか?」という下流の工程にあたります。マーケティング基本戦略に従って考えること、短期ではなく中長期の道筋を持って考えること、その中でコスト効率を最大化させることが大切になってきます。
マーケティング・ミックスのポイント
マーケティング戦略に沿ってマーケティング・ミックスを行う
中長期的な視点を持ってマーケティング・ミックスを行う
費用対効果の最大化を目指してマーケティング・ミックスを行う